岩絵具、麻紙
 サムホール
 2017年
 
この絵には、『星』というなまえを付けました。
最近、色を塗り重ねていくと浮き上がってくる模様とか、線に惹かれていて、
これもそういう不確かなかたちを残したり、消したりしながら描きました。
もともと、かっちり下絵通り進む時と、そうではない時があって、
この絵はその合間くらいかもしれません。

「星」という漢字をじっと見ると、「日」と「生」でできていて、
どうして日と生なのか、なんだか面白いな~というのと、
空気や魂、いろんな記憶が、空に昇って星になるようなお話めいたものを込めています。
(blogより転載)

副題の“stelo”は世界共用語、なエスペラント語で、「星」という意味。