秋明菊(シュウメイギク)の別名を貴船菊(キブネギク)というそうです。
貴船山付近でたくさん自生していたことが由来のようで、境内でもあちこちに見かけました。
「秋冥菊」とも書き、冥界(あの世)の花、という意味合いもあるとか。
長く細い茎にふわっと浮かぶように花がつくので、確かに浮世離れしたような佇まい。
すこし もの憂げな感じも。(秋に咲くから?)

学名にAnemoneと入るように、実際にはキク科の植物ではないとのこと。
花言葉は「耐え忍ぶ恋」「淡い思い」など。