岩絵具、麻紙
 F8号
 2017年
 
東松山市にて開催された彫刻家・高田博厚没後30年イベント「思索の灯」朗読コンサートのための絵。

高田さんが残された彫刻の作品(絵も…)がたくさんあり、そのために絵を描くなんて、
なんだかとてもおこがましいような難しいような感じで、すごく悩みながら描きました。
かたちは、山のような、もしかしたららくがきの線みたいな画面になりましたが
「芸術家に、最初に宿る熱」のような、イメージで描いています。

“まほろば”というのは、日本の古語で“すばらしい場所”という意味なのだそうです。
創作が生まれるのは、そういう「場所」なのかなと思い、この言葉にしました。