岩絵具、麻紙
 F3号
 2021年
 
江戸時代の虚舟(うつろぶね)伝説をイメージした絵。
金属製の舟が漂着し、中から異国の女性が出てきたという不思議な話で、
もしかするとUFOに乗ってきた宇宙人だったんじゃないかとか、言われてます。

この絵を描いていた辺りだったか、とても面白く拝見したのが、
精神世界の鉄人 トーマイタルさんによるアヌンナキツアー 4 虚舟というブログ記事。
トーマさんによると、世界中の女神伝説は「ある一つの存在」に繋がっていくのだそうで、
現代の歴史観とか、いろんな専門家の方からするとトンデモ説になっちゃうのかもしれないのですが、
私が女性を描く時って、なぜか頭に布をかぶせたりすることが多く、(この絵もそう見えるかも)
もしかして、そういう女神存在を表そうとしているのかも?と考えたりして、
自分が描いているもの、へのヒントをもらった感じがして、なんだか嬉しかったです。
トーマさんはこの記事から間もなく亡くなられてしまいましたが、
柔軟な視点で物事を捉えること、それが間違いではないことを、
記事を通して教えてくれたように感じています。